誰かの役に立ちたい。

こんにちは。【手足のお爪と手肌のケアサロン 雫】の三浦智恵美です。

介護福祉士として働くかたわら、健康寿命を延ばすケアネイルをお伝えしています。

介護福祉士として働いて10年ほどになります。現在はデイケアに勤務しています。

年末年始の休み明けに利用者様にお会いすると、ある90代の女性の利用者様が「今年は娘にお節作りも掃除もお母さんはしなくて良いよと言われたわ〜」とのこと。

その方はほとんど自立されていて、デイでもゴミを集めたり、洗濯物を干してくれたりとお手伝いをしてくれるほどです。最近は目が疲れやすくなったり見えにくくなったりという話もされますが、自分の事は全て出来る方です。

ご家族様にとっては、お母さんのことを心配しての言動だと思うのですが、ご本人にとっては誰かの役に立ちたいという気持ちが強いようです。

それを聞いて、自分も娘の立場として娘様の気持ちもわかるし、普段、デイで率先してお手伝いをしてくれるご本人の様子を見ていて誰かのために自分のできる事をしたいという気持ちもわかるし…難しいなぁと思いました。

その方は、ほぼ自分の事は自分でする事が出来ます。90代なのでそれだけでも素晴らしいことだと思うのですが、その年齢だからこそ誰かのために何かをすることが自分の生きる意味のように思うのかもしれません。

家族の間の事に口を挟むことは出来ませんが、デイでは今まで通りお手伝いをお任せしたり、何かを作るときの見本を作ってもらったりして、無理のない範囲でその方のご希望を聞いていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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